統合認証から個別認証までのAUDIO分析フレーム(例)
(例)流通業版 1~10の個別認証から統合認証まで
※TPAC-PPS第三者評価テンプレート例
環境問題 | 現状 | 川上部門 | 川下部門 | 課題 | 機会 |
1. 気候変動 | エネルギー使用による温室効果ガス排出 | 流通・輸送プロセスでの排出 サプライヤーからの排出 | 顧客が来店時に排出 販売商品の保存・陳列に伴うエネルギー消費 | 排ガス規制 炭素税 | エネルギー消費量や温室効果ガス排出量に的を絞った環境効率の改善 |
2. エネルギー | エネルギー消費 コスト増大 | サプライヤーの使用エネルギー エネルギー価格の変動に対する脆弱性 | 販売商品の保存・陳列に伴うエネルギーの消費 | エネルギー調達 コスト負担 高い電力依存度 | 店舗の設備改善による省エネ・創エネ 大口割引料金の交渉 |
3. 水 | 本社ビル、店舗、駐車場からの排水 | 販売食品の栽培耕作時における灌漑水の利用 | 園芸用品・殺虫剤など有害物質の河川への流入 | 水質改善の要求 排水基準の遵守 | 駐車場・排水システムの設計見直し 雨水利用 |
4. 生物多様性 | 土地開発及び出店による生態系の破壊 | 販売商品の生産時における生物多様性の低下 | 商品の使用・誤用による生態系の破壊 | 土地利用規制 スプロール現象防止の要求 | 土壌保全への投資 植樹・認証サービス サンクチュアリーの設置 |
5. 化学物質・重金属 | 店舗での化学物質使用 | 販売食品の栽培耕作時における肥料・殺虫剤の使用 | 販売商品に含まれる有害化学物質 | 環境汚染・健康被害に対する損害賠償 トレーサビリティ | オーガニック商品の販売 グリーン商品の販売 |
6. 大気汚染 | 店舗・駐車場からの汚染物質排出 | サプライヤーの工場からの汚染物質排出 | 販売商品からの汚染物質排出 | 大気汚染防止法の強化 | 効率化による排出削減対策及びコスト圧縮 |
7. 廃棄物処理 | 大量の廃棄物投棄 | サプライヤーの工場から危険物・有害廃棄物を排出 | 消費者が包装材を廃棄 | 廃棄物処理コストの高騰 メーカー回収責任の強化 | 包装の削減 回収・リサイクルの強化 生ごみの堆肥化 |
8. オゾン層破壊 | 冷蔵施設でのフロンガス使用 | サプライヤーからのフロンガス排出 | 販売商品からのフロンガス漏れ | フロンガス排出規制 | メーカーとの協力によるフロンガス不使用製品の開発 |
9. 海洋・漁業・農業 | 養殖・農業による汚染 | 水産資源の減少と価格上昇 農地の荒廃 | 質に対する不安 | 調達コストの上昇 資源保護の要求 フードマイレージの短縮 | 持続可能な漁業・農業の推進 |
10. 森林破壊 | 出店のための伐採 カタログ等紙の使用 | 持続不可能な伐採への依存 | 木材使用を増やす | 消費者からの抗議 製品ボイコット 木材使用を増やす 持続可能な森林維持 | サプライヤーに対する調達基準の厳格化 認証サービス |