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初のゴールド認証、3社に

  
大阪府立大学の村瀬先生に、理事長の井上健雄が認証書を手渡しました。(認証書はクリックで拡大)

  
徳寿工業の谷口様に、おおさかATCグリーンエコプラザ内植物工場前で認証書を手渡しました。(認証書はクリックで拡大)

2012/10/23
TPAC-PPS事務局長 井上明子

 TPAC-PPS人工光型植物工場生産物及び生産システムにおいて、この度初のゴールド認証が誕生しました。
 ゴールド認証を受けたのは、

1.公立大学法人大阪府立大学21世紀科学研究機構植物工場研究センター葉菜類生産プロジェクト(大阪府堺市)の、植物工場研究センターC21棟で生産されるレタス等
2.徳寿工業株式会社(香川県高松市)の植物工場新田研究所で生産されるグリーンリーフ
3.エスペックミック株式会社(大阪府和泉市)の和泉ラボ植物工場で生産されるフリルレタス

以上3社(各1サイト1品目)です。
 3社は、さまざまな検査数値のクリアやTPAC規格文書類の整備、工場実査を経て、評価委員会において認証されました。
 評価項目は、生産物と栽培養液についての、放射性物質検査を含む安全・安心項目(厚生省認可機関による)と、糖度、抗酸化力をはじめとする生産物のメリット項目等です。
 植物工場の管理運営については、経営層の責任の明確化をはじめとして、組織体制、衛生管理、作業の管理、教育訓練、非常時やトラブル、クレーム対策に至るまで適切に行われているかどうかを、整備された関連文書類と工場実査、及び聞き取りによって評価されました。
 結果、いつでも同じように、安全・安心でおいしい野菜が栽培できること(再現性)が確認されたとして、このたびのゴールド認証となりました。
 認証を受けた野菜には、TPACシールが貼付され、その横にあるQRコードを読み取れば、いつでも認証野菜やその企業の情報が手に入ります。
 流通量はまだ少ないものの、認証野菜は大阪府堺市、和泉市、香川県高松市の一部の生協やスーパーなどで販売されます。
 TPAC-PPS事務局では、こうした安全・安心で機能性に富んだ野菜を認証して世に送り出すことは、消費者の方々にとって有意義なことと考えています。
 TPAC-PPSの第三者認証野菜が食卓にどんどん提供されることを期待しております。